飽き性ゲーマーズブログ

ゲームのプレイ感想、レビューやゲームに関する雑記を書き込む不定期更新ブログ。このゲーム面白そうと思ってもらえるような記事を書いていきたいです。

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経営方針説明から想像してみる

お久しぶりです。

ブログを書き始めて三日坊主でやめるという、飽き性のテンプレを見事に発揮しています。

もうなんかあれです。自分の飽き性もここまで来たかと。

書きたいときに書くってことで良いよね!と自分を正当化しちゃうあたり、もうダメ人間街道まっしぐら。

 

とまぁ、自虐はこれぐらいにして、久しくブログを書きたくなったのは、

任天堂経営方針説明会資料」を読んだから、です。

任天堂は、毎回経営方針説明会の資料や社長説明、質疑応答等を、HPで公開しているので、僕も数年前位から読むようになりました。(就活の時とかはなめるように読んでましたね(笑))

で、今回苦境に立たされている任天堂が今後どうなるのか?という事で、何点か気になる方針を紹介していたので、それについて書きながら、妄想想像したいなと。

主な点を出してそれについて書く感じで。

 

・「ハード・ソフト一体型プラットフォームは今後も経営の中核とすること」(http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/index.htmlより抜粋)

 

WiiUの売り上げがあまりよろしくない結果、「ハードやめてソフト会社になったら?」みたいな話がネットでちらほら出てたりしました。

実際、新ハードを開発するコストとか人員とか、ビジネスに詳しくない僕は、どう想像したら良いかわかりませんが、とても大変なことだということは分かります。

 

でも、任天堂に関しては、「楽しいデバイスを作る」という意味で、2画面のDS、立体視体験が出来る3DS、リモコンを使って新たな遊び方を見出したWii、据え置きも2画面で、のWiiU、と、他のゲーム機にはなかったものを提供しているという点では、僕もこのまま一体型で作っていってほしいなと思います。

何かまた面白いハードを作ってくれるんじゃないか、とか、楽しい体験が出来るんじゃないか、という事は楽しさを感じるうえで非常に大事なことだからです。

まぁその分開発のコストとかハードルとかもろもろ受けるプレッシャーは並々ならぬものでしょうけど…。

 

・「WiiU GamePadがあるからこそ実現できるソフトタイトルを提案することを、今年の最優先課題に置きたいと思っています」(http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/index.html

http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/02.html

より抜粋)

 

これは一部同感。現在、いろいろなソフトをやってみて、完全にPadが空気と化している部分があるし、

「テレビにつなげなくても出来るタブレット端末的な位置づけ」として固定されつつあることは実感していたので。

で、「NFC機能」を徹底活用していこうという文言が入ってきて、「やっと来たか!」と僕は思いました。

あれ、今までポケモンスクランブルUでしか使い道が無いように見えたんですが…あれほかにもあるんですかね(;´・ω・)

あれって、何らかの媒体を介して、ゲーム画面への変化を及ぼすという意味では、何か使いようがあるんじゃないかなぁとは思っていましたが。

ただ、NFC機能でどんなことできるの?と言われると、うーん…何が出来る?カードゲーム?ゲーセンとの連携?(NFCじゃないかな…あれは)位しか貧相な頭では思いつきません。

ただ、ある機能が空気になっているという点では非常にもったいないことなので、是非この機能を活用していただきたい。主にゲーム内で。

 

Wii U GamePadの高速起動メニューの実現

 

 これもやっと来た。むしろ遅すぎるといってもいいくらい。PS3との体感速度が違いすぎて。

WiiUの方が遅く感じてしまっていたので。よく使うコンテンツは高速起動できるようにしておいた方が良いと思います。

なんだかんだ、ハードにあるコンテンツを詰め込みすぎているからかもしれないけど、最近のゲームは、起動からゲームをスタートさせるために時間がかかりすぎです…。

 

ニンテンドーDSバーチャルコンソール

 

 これは正直、ん?という印象。詳しくは書かれていないのでわかりませんが、「2画面とタッチスクリーンを特徴とする~」という文言を考えると、テレビとGamePadへ視線を行ったり来たりさせるという事になりますが…疲れない?それ…。

後、DSの画質をテレビに映すというのは、ちょっとどうなのかな、という気はする…。

持ち歩いてすぐできて楽しい、という部分が売りという印象があるので、WiiUバーチャルコンソールとして出す意味はあるのかなぁ…?DSのソフトだし3DSでやれば良いのでは…。

 

マリオカート8は5月発売

 

( ゚д゚ )キタワコレ!

 

・プラットフォームの定義を変える

(http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/02.html

http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/03.html

から抜粋)

 

プラットフォームと顧客のつながりはデバイス単位、というのは実際そうだと思います。

ワタシの周りにWiiUを持っている人はい ま せ ん(謎の主張)

で、今回の説明の中心部分でもある、「スマートデバイスの積極的な活用」という部分。まぁ考えてみればですよねー。

3DS持っている人よりスマートデバイス持ってる人のほうが多いだろうし…。そこにゲームとして顧客とのつながりを持っていれば、購買意欲、購買機会をうまく活用できると考えれば、使わない手はないと思います。

で、「顧客とのつながりを保つために使用するだけ」じゃないかなぁと思います。文言的にもそんな雰囲気。

実際に「スマートフォンデバイスに進出するぜ!」というのは任天堂の考え方的にはないですよね。端末が任天堂製ならともかく。

スマートデバイスを使って、どのように顧客とのつながりを深める、確立していくのか、という点で、どうするべきかが現在不明確なのが残念。ゲームを作ったり、自社キャラクターを使うと言っても、実際そのソフトやサービスが良くなきゃ意味が無いわけで…。

そしてそれを持って、顧客とのつながりを深められるのかと言われると、うーん?という気もする。

任天堂のゲームを良くプレイする人なら興味が沸くけど、そもそもそうじゃない人にはどうアプローチするのだろう…?NNIDを使ったサービスと考えるなら、ライトユーザ向けなのかな?とは思いますが。

 

ビデオゲーム専用機のハード・ソフトの売り方を変えていく

 

 これはいいな、とゲームをよく買う一ゲーム好きからは思いました。

が、

これって…店頭販売を前提としていないんじゃないだろうか…。なんか安くなるまでのメカニズムがいまいちわからない。

しかも、「友達同士で誘い合って一緒にゲームを始めるということも条件として含めることも出来ます。」という文言。うーん、それってどう判定するのかなぁ…。

もちろん買えば買うほど安くなるというのはすごく良い案だと思います。日頃のご愛好に感謝してお安くします、という一連の流れみたいなものですし、購入者にとってもありがたい。

ニンテンドークラブからグッズを買ったり卓上カレンダーをもらってる身としては、よりリピータになりやすくなるのでは、とは思いますね。

ただ、ライトユーザがそれで満足するのかなぁ、という気も。逆にハードルにならないのかな…。あの人より高いから買うのはちょっと…的な。

他の人より自分のが値段高いって、なんか購買意欲が削がれる気がする。

 

・キャラクターIPの積極的な活用

 

 一つ思い出したことがあって、マクドナルドにマリオのグッズがついてくるCMをついこの前見ましたが、今までマリオがマクドナルドのセットに付いてきたことありましたっけ…?あったらごめんなさいm(_ _)m

なんとなく、あのCMをみて、「キャラクターIP展開始めるのかな?」と思った矢先の事だったので、個人的にちょっとびっくりした説明でした。

マリオが色んな所に出てくるというのは、やっぱり良いことではないかなぁと思います。

より親しみを持ってもらうことは大事ですので。

むしろカービィの積極的活用をだn(ry

 

・新規事業領域への挑戦

http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/04.htmlから抜粋

 

!?と思った方は多いのでは…かくいう僕もその一人で、

でも確かに考えてみれば、任天堂は「今」ゲーム会社としているけど「昔から」ゲーム会社ではなかったなぁとふと。

玩具メーカーだったし。花札とか麻雀牌とか売ってる会社だし、

それはあくまでも「娯楽」の定義に基づいて行うことであったとするなら、「娯楽」が多様化してきているなら、それに合わせて定義を変えるのも必然だし、それに応じて新たな事業領域での活動を行うのも必然。たしかにそう。

今まで「人々を笑顔にすること」だったのが「人々のQOL(Quality of Life)を楽しく向上させる」という定義に変わった、となるわけですね。

そのための第一歩が健康。

僕の中でのイメージはWii Fitやこの前発売されたWiiFitメーター等になるんですが。

実際Wii Fitは確か売上は良かった気がしますし、

生活に新しい刺激を与えるという意味では、任天堂としては親和性の高い事業なのかもしれません。

ただ、その先を見ると、「ノン・ウェアラブル、すなわち「身に付ける必要がない」ということを特徴とする新たな領域で、ハード・ソフト一体型プラットフォームビジネスを実現したいと考えています。」

 

ん!?

 

の、ノン・ウェアラブル!?リモコンいらない?Kinect的な?うーん、想像できん…身に付ける必要がないならどうやって?しかも「ハード・ソフト一体型プラットフォームビジネス」という文言があるということは、

 

それに合わせた専門ハードとソフトを開発する

 

ということになりますが。

これはゲーム専門機とは違う位置づけになるのかな…?この状況下で事業領域広げるとかスゲーなと思いましたが、ここでまた新たな謎みたいなのがう~ん…。

ゲームとの相乗効果を狙うというのはむしろ当然な話でありますが、「ゲームとの相乗効果」のスライドを見ると

 

「Game Platform」←→「QOL向上プラットフォーム」

 

と書いてるあたり、やはりゲーム専門機とは違う位置づけなのか?

スライドを見る限りでは完全に健康を主体としたプラットフォームを作って、ゲームとの相乗効果を合わせて任天堂ユーザを拡大していくという形。

これはやはり合わせた専門ハードとソフトを開発するというイメージ通りになる。

今年中に事業内容の詳細発表をする、特徴や、ノン・ウェアラブルについてどのようなものかという部分も説明があるらしいですが。。。

実際どうなんでしょう?その開発リソースを割くということは、よりゲームの開発の量や質に確実に影響すると思いますし、

WiiUの開発状況を考えても今その事業領域に手を出すべきか?という気はしますが。

若干ゲームに対するウェイトを下げようとしているのかな、という感が否めない内容に感じました。

 

 

 

 

稚拙な文章過多で大変読みにくくなってしまいましたが、

こんなかんじですね。

今回の社長説明は、かなり会社の方針転換をしている気がしました。

健康という部分の事業領域を広げるというのは、悪手かどうかは僕はよくわかりませんが、

「ゲーム会社としての任天堂」というウェイトを少しずつ下げていこうとしているのかな、と思いました。

ゲームだけじゃ食っていけないんだなぁ…と感じざるを得ない…。

もちろん、ゲーム×???というコラボは僕も賛成ですし、もっとやっていって欲しいですが、

やはりライトユーザ、ヘビーユーザも満足するようなゲームも作って欲しいなぁとは思います。

任天堂自体、ゲーム人口の拡大のために様々なゲームを出してきた結果、「ライトユーザ用のゲームしか作らないからヘビーユーザは満足しない」という印象になってしまいましたが、

そろそろ硬派なゲームも出していいんじゃないかなぁ、とは思いますね。

ゲーム人口拡大、という路線を収束させるなら特に。

WiiUに関しては最初に「一人でもWiiU、みんなでもWiiU」みたいな言い方してた気がするんですが…。

 

今後の動向が非常にきになるところですね、

という月並な締めとさせていただきます。

 

長文失礼いたしました。ではまた。