Lumosityやってみた
少し前の「脳トレ」とは違って、今の「脳トレ」は更なる手軽さと楽しさを持っています。良いのか悪いのかはともかく、人間やっぱり脳の運動は欠かさずしたいところですね。
お久しぶりです。
未更新の間は混沌とした世界で闇に飲まれているとでも思っていただければ。
さて、まともにゲームすらプレイできていない筆者でございますが、
PCは毎日欠かさず立ち上げているので、
PCで簡単に出来るものはないかな、と思っていたところに、
大学の先輩が、「Lumosity」という脳トレゲームをやっているとのこと。
おお、これは面白そう。
私は「脳トレ」とか「クイズ」的なものが好きでして、
クイズ好きはスーパーファミコンの「アメリカ横断ウルトラクイズ」から始まります。
当時小学生くらい。当然問題なんてわかりっこないので、勘で答えてました。
裏ワザでグァムから始められるパスワードがあったのはよく覚えています。
グァムの泥んこ、サンノゼのボールころがし、ケンタッキーのバラバラクイズ…だったかな。あ、キーウェストの的当てクイズもあったなぁ。
敗者復活のもぐらたたきにはお世話になりました。
この話分かってくれる人きっといない…。
ということで、Lumosityプレイの雑感をば。
少し前の「脳トレ」ゲームというと、DSの「脳を鍛えるシリーズ」がありますが、
こちらはDSトレーニングと銘打っているだけあって、
トレーニング感があります。
四則演算、漢字書き取り、おつり計算、などなど。
もちろん、脳にいいことだとは重々承知の上ですが、
三日坊主な私にはちょっと腰が重くなります。
トレーニング感が強い。続けなきゃいけない。
やり始めるときには教授から「連続何日目ですね!」とか、「何日ぶりですね」みたいなことを言われると、いろいろ来るものがあります。
(気にし過ぎと言われればそれまでですが)
対して、Lumosityは、トレーニングは週3~5日位で良いよ、とのこと。
マジかよ、ありがたきかな週休二日制。
しかもトレーニングは、
図形を覚えて前の図形と同じかどうかを判断したり、
列車の線路を切り替えて正しい駅舎に導いたり、
光ったタイルを覚えたりと、
文字より、画像を重視したトレーニングが多いです。
一つ一つもそれほど長くないトレーニング時間で、さくっとゲームを楽しめる感じですね。
意外と頭を悩ませるトレーニングは多いですが、
慣れてくるとそうでもなくなったりします。
そしてゲームをプレイするとその結果に応じて、LPIという数値が算出されます。
このLPIを出来るだけ高めていくのが、このサービス利用の目的のようですね。
LPIが高いと、その分野での優位性があるという事なのでしょうね。
ジャンルは、
・スピード
・記憶力
・注意力
・柔軟性
・問題解決能力
の5種類。
それぞれの分野に応じたゲームが用意されていて、ゲームの成績によって、
スピードのLPI値が高かったり、逆に柔軟性のLPI値が低かったりするわけです。
それを見て、
「あぁ、私は脳の瞬発力は高いんだな」
とか
「私は脳の柔軟性が低いな、融通効かないってことか。やかましいわ」
とか考えるわけです。
これらを踏まえて、自分の脳の苦手な部分を他の分野に合わせたり、
得意な分野をさらに伸ばしていくことをするんですね。
こんな感じで。
で、これを行うと何が良いかと言いますと、
Lumosityを利用している他ユーザとの比較が行えるのです。
数値のグラフの下に能力比較を見る、というのがありますので、ポチっと押しますと
上記のような物が出ます。
上から、
・総合
・スピード
・記憶力
・注意力
・柔軟性
・問題解決能力
の6種類で比較が行われます。
あ、ちなみにこれはプレミアム会員専用です。
見たい方は会員になる必要があります。
私はとりあえず1年会員になりました。
比較はパーセンタイル値で評価されています。
パーセンタイル値は(どれどれ…)
…えー、例えば私の総合のパーセンタイル値は90.6thです。
これは、私の総合のLPI値が、選択した年齢層の90.6%より高いという事を表します。
あ、選択した年齢層が見きれちゃってますが、
25~29歳の年齢層になっています。私の年齢層はその中なので。
つまり、25~29歳の年齢の中では私は全体の90%より上の成績なのです!(やったー)
100人にいればトップ10位に入るってことですね。
これらを見ても、「あースピードと柔軟性が低いからもっと頑張らないとなー」
という感じになりますから、意欲が出ますよね。
はっきり何位、という順位を出さないところも良心的だと感じます。
ここら辺は大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DSの、「世界戦闘力」のような配慮なのではないかと思います。(私の戦闘力は5以下略)
画像は私が登録してから一週間程度プレイした結果となっています。
何だよ、自慢かよと思われるかもしれませんが、
おそらく、時が経つごとにこの順位も下がっていくと思います。
そう思う点は2点。
・おそらくサービスから時間がたってないし、広く認知されていない(と私は思っている)ので、そもそもユーザ数が少ない
・トレーニングによっては何度も回数を重ねないと、より高いLPIを出すことができない
この2点があるため、今は順位が高いのだと思うのです。
1点目は実質の母数がどの位かわからないから、高い順位をたたき出したとしても、それって、結局どの位すごいの?というのが分かりにくいです。
これは、先ほどの「世界戦闘力」等にもある、「順位が分かるとあまりの途方もない順位に逆にモチベーションが下がってしまう」問題を避けた結果そうなってしまう部分もあると思います。
仕方がないと思いますが、正確な位置づけを知るためにはもっとユーザ数を増やすべきだと思いますね。このサービスを知っている人はおそらくまだ少ないと思いますし…。
せめて全ユーザでの位置づけがあれば良いのにな…とは思いました。
2点目はトレーニングの中に、ゲームのレベルが徐々に上がるものがあります。
最初の方で書いた機関車の線路を切り替えて正しい駅舎に導く、というゲームは、
好成績を出すごとに高いレベルが解放されていき、ゲーム開始時の選択するレベルが高いレベルほど高いスコアを出せるようになってきます。
つまりトレーニングを回数重ねて好成績を出していかないと、高いレベルが解放されませんから、
結果的に高LPIは出せないという事です。
1点目のユーザ数と同様、高いレベルでのトレーニングを行っているユーザが少ないと、能力比較における順位は必ずしも正しいとは言えないことが分かると思います。
本当はものすごく高いレベルのLPIを持った人が、トレーニング回数が少ないために低いLPIとなってしまっている、という状態が多いと思うのです。
全てのトレーニングがそういう仕組みではないので、この考えが必ずしも正しいとは言えませんが…。
つまり、このサービスに人気が出て、ユーザ数が増えてサービス自体が成熟してきたころに比較をするのがより信頼出来る値になると思っています。ということです。はい。
…と、色々書きましたが、
トレーニング自体はどれも面白いですし、
一日のトレーニングは大体5ゲームほど。
それほど時間もかかりません。
「脳トレ」が好きな方にはぜひやっていただきたいサービスです。
能力比較や履歴等を参照するつもりがない方であれば、無料で出来るので、
是非やってみてくださいね。
QMA(クイズマジックアカデミー)の新作をWiiUで出してくれないだろうか…出たら絶対買うのに…。
コナミさん…さすがに無理ですか…。
東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: Video Game
- 購入: 6人 クリック: 68回
- この商品を含むブログ (41件) を見る