クソエイムでも楽しいPUBG
仕事に忙殺され、ゲームをする気力がありません。
今回は、前回のエイム話に引き続きまして、
最近流行のPUBGの話をします。
↑前回のクソエイムの話。
PUBGは、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」の略で、
100人のプレイヤーが同じ島に上陸し、
物資を集めながら生き残り続け、
最後の一人になったら勝ち!
というゲームです。
ご存じない方は「ドン勝食べたい」という言葉を耳にしたことがあると思います。
これは意訳で「PUBGで勝ちたい」を意味します。
日本ではPUBGで最後の一人になる(つまり勝利する)と、
「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!」というメッセージが出ます。
そのため最後の一人になることを「ドン勝を食べる」という表現をするのです。
それが正しいかどうかとか、ドン勝ってなんやねん、って話は他の記事に譲るとして、
PUBGの代名詞的な言葉になっています。
そもそも何が面白いの?
これはジャンルとしてはTPS(FPSモードもあり)のバトルロワイヤルゲームです。
100人中の最後の一人になるまで撃ち合いをするゲームです。
が、
このゲーム開始時、プレイヤーは「何も持っていません」。
100人が会場の島に着いた(パラシュートで降下してきた)時は、
やっつける鈍器も、銃も、まずは調達するところから始まります。
これらの武器は、町中に行くとゴロゴロと落ちています。
しかもご丁寧に銃が落ちているときは、その中に装填できる弾も落ちています。
(妖精さんが準備してくれているのかしら?)
これを随時拾っていき、敵の襲来、または奇襲に備えます。
落ちている武器も毎回異なりますし、運が良いと強い武器が集まりますが、
運が悪いと、へなちょこ鈍器一本で何とかしなければいけない時もあります。
また、敵(100人)に見つからないように隠れながら、生き残らなければいけません。
相手の足音や銃声は聞こえるので、大体どこら辺にいるかを把握しながら、
視認することに全神経を注ぎます。
そして、「戦うか」「逃げるか」「やりすごすか」の判断をする必要があります。
この大きな二つの要素、
とっても「ローグライク系のゲーム」に似ていませんかね?
武器やアイテムの収集の楽しさを維持しながら、敵との生死をかけた戦いの選択肢を迫られるところが良く似ていると思います。
本ゲームはそれを、リアルタイムで何度も行わなければならない…。
FPSのゲームでありながら、リアルタイムなローグライクっぽさがあります。
レベルという概念もありませんし、毎回同じ条件でのスタートとなるあたり、
不思議のダンジョンのようなシステムを彷彿とさせますね。
そういうのが好きな方にはおすすめできるゲームだと思います。
でもFPSとかTPS下手だしな…
私も下手ですが、このゲームはいわゆるFPSやTPSに見られるゲーム性とは少し異なります。
それが「戦わなくても良い選択肢がある」という点です。
もし、敵が近くにいるなら隠れてやり過ごす、またはその場から静かに離れることで、
戦いを避け、生き残ることに全力を注ぐのです。
これだけでも100人中トップ10入りは結構いけちゃったりします。
バトルフィールドはどんどん狭くなっていくシステムです。
(どこかに隠れたままだと、永遠にゲームが終わらなくなるので)
自分がどの位置にいて、どの位置に移動すれば安全か、という事を考えなければいけませんが、
貧弱な銃でエイム能力0の人間が、積極的に交戦しなければならない状況に常に置かれるよりは100倍マシですよね。
これは「バトルロワイヤルゲーム」です。勝つためには生き残ることが重要です。
なのでたとえクソエイムでも、上位に残れちゃったりするのです。
これが達成感になりますね。
(まぁドン勝を食べるためには最後の最後で戦わなきゃいけないんですが…)
やるために気にしなければいけなことってある?
要求スペックが高いです。
性能があまり高くないPCだと、かなりカクカクです。
私のPCはグラボが何世代か前なので、グラフィックのクオリティは一番下げています。
重いですねかなり。
また、早期アクセスゲームなので不具合があったりします。ご留意ください。
下手でも達成感が得られて楽しめてしまう数少ない(?)ゲームなのでは
極小のバトルフィールド内に自分以外に7人プレイヤーがいるのに、
遮蔽物が無く、草だけ生えている状態で「誰も視認できない」状態だった時は、爆笑してました。
皆匍匐前進で息をひそめていたんですよね。
この時は「誰よりも早く視認し、そして撃つ!」という気持ちと「今回ひょっとして俺いけるんじゃね!?」という高揚感が入り混じって、
すさまじい興奮だったと思います(まぁ勝てなかったんですが)
下手でも、上位に残れてしまうという所がポイントで、
100人集まって一つのゲームをする、ちょっとしたお祭りみたいなゲームともいえると思います。
生き残るためにちょっとヒリヒリした緊張感を味わい続けるゲームですので、
興味のある方はぜひプレイしてみてくださいね。