【ゲームレビュー】Nintendo Switch版ゼルダの伝説夢を見る島 クリア後レビュー
今回は、Nintendo Switchで「ゼルダの伝説 夢をみる島」をストーリークリアしましたので、レビューをいたします。ストーリーについてはネタバレ無し(のつもり)で。
購入前条件
GB版ゼルダの伝説 夢をみる島 「未プレイ」
2Dゼルダは久しぶり
BGMは一部聞いたことある
タルタル山脈は神BGM(プレイしてないのに)
原作は未プレイなのでストーリー展開は知らなかったんですが、
BGMは聞いたことがあり、これはやりたい!(あのBGMを聞きたい)という動機で始めました。
プレイ感想
結論というか先にプレイ感想を申しますと、とても満足でした。
今回の購入動機はストーリーでもシステムでもなく、あのグラフィックとBGMだったという、私としては少し特殊な動機でしたが、その点については私の想定通り好みでした、という結論です。CMでも流れるBGMに冒険の意欲を掻き立てられる方はお薦めかもしれません。
やっぱりBGMって大事。
良かった点
・ジオラマの中で人形を動かしているようなグラフィック
今回は2Dゼルダですが、トップビューというよりかはクウォータービューっぽい感じになっています。
キャラクターは3Dとなっており、これが人形のようなグラフィックでとても可愛らしかったですね。
鶏、かわいいですね。
・GB寄りのBGM*1
今作はGB版のリメイクという事もあってか、音源はおそらくちゃんとした楽器を使用していると思うのですが、あえてGB感に寄せて作曲されているように感じました。基本的な曲も複数楽器が入り乱れた音ではなく、かなり使用される楽器を抑えて演奏されている感じがします。
特定の曲に至っては、GB音源そのままなのでは?という音もありました。(チップチューンというやつでしょうか)
原作リスペクト感を感じました(原作やったことないけど)
・マップ移動がかなり良心的
昔のこの手のゲームは基本的に後半になればなるほどマップ移動がめんどくさくなる現象がある、という認識です。
しかし、そこそこテレポートが出来る要素が合ってありがたかったです。これはリメイクでかなり改修が入った形なのかな、と思いました。
昔の難しさというのは、ある種のめんどくささが入っていますから、こういう所親切にしていただけるのは(飽きっぽい私としても)とてもありがたいです。
人による点
・パズルダンジョン
これは本当に人によると思います。まず、普通にプレイしていて、「やる必要性は全くない異質なもの」になっています。(ダンペイさんごめんなさい)
あのジオラマの世界として存在することはありだと思うのですが、ダンジョンを作成していくことで、プレイヤーが得をするのはちょっとした報酬程度(ルピーやハートのかけらくらい?)です。
今作のリメイクの最大注目ポイントだと思っていたので、思いのほか、おまけ感覚?で設定されていたのは驚きました。
結局ある程度のお題しかやらずに放置してしまいましたね。。。
amiiboとかがあれば友達同士でダンジョンの交換ができるそうです(友達は別売り)
ただ、ダンジョンを遊ぶことに関していうと、
既にクリアしたダンジョンをパネルで当てはめた結果、既視感のダンジョンでしかないので、プレイすることの楽しさはあんまり…という感じでしたね。謎解きもすでに解いた謎ですし…。
あのジオラマのグラフィックが好きで、ダンジョンをパネルで作成することに楽しさを感じる人には良いかもしれません。
とはいえ、いい意味でストーリーにはほぼ関連性が無く終わったので個人的には良かったです(ある程度進めないと話が進まない、とかだったらそこそこ苦痛だったかもしれません)
・良い意味でも悪い意味でも説明がない
GB版リメイクという事で、プレイヤーに与えらえれる情報は大目標と、その間の中目標位です。
大目標→島の脱出
中目標→なんか集めないといけないらしい
で、直近何をすればいいのか、というのはうるりらじいさんから電話で聞けます。
小目標→うるりら爺さんに聞けば何とかなる
ここまでは良いのですが、微妙にすんなりいけないことが多々ありました。
うるりら「●●へ行ってみたらどうか」
私「いけないんだけど…」
うるりら「●●に○○があるぞ」
私「そのボス倒せないんだけど…」
私としては、その間ずっと悩んで、最終的に攻略はできたので、特に説明不足という気にはしてないんですが、
アクションが苦手だったり謎解きが苦手な人はちょっと苦労することがあるかもしれません。
ですが、きちんと地道に探索したり、いろんなやり方を試すことで解決するようにはできていますので、そこは頑張ってみてください。
ということで、レビューおしまい。
BGMは最初から最後までよかった…。サントラ出たら買おうかな…。
クリアしてから、公式HPにある「かぜのさかなの歌」を聞いたんですが、
ストーリーの中のあるセリフを思い出してじーんとしました。
*1:
これ書いてから、本家のHPのブログを拝見したんですが、 やっぱりそう考えて作ってたのね…という事が分かって個人的にはうれしかったです。