【雑記】ゲームの感想を書くときに考えていること【自己整理も兼ねて】
Twitterで、「ゲームのレビュー、感想はクリアしてから書くべきである」という感じの議論がなされていて、
「ゲームの続きをプレイする気があるのに、まだクリアしてない時点で面白かったとか断定で感想を書くのは失礼である」という話と
「ゲーム途中の感想だと明記しているし、面白いものを面白いというのは時期的な鮮度が必要だから書いてる」
という話の議論になっていました(少なくとも私はそう見えました)
これはもっている考え方が違うから、平行線な感じだなぁと思いつつ、
そこまで考えてゲームしてない気がするなぁ自分…と耳の痛い話でした。
ただせっかくの機会なので、自分がゲームの感想、レビューを書くときに考えていることを自己整理も兼ねて考えてみました。
※これは個人の見解であり、考え方を矯正するものではありませんし、逆の意見を批判するわけではありません。
※自分の中での考えを書き連ねているだけなので、当然矛盾もあると思います。
※これはこの執筆時点(2019/12/04)の考えであり、以前の記事と異なる考え方だったり、これ以降考え方が変わる可能性はあります。
点数とかはつけないようにする
理由
①その点数自体が自分の主観だから
②大手レビューサイトで点数が出ているので改めて点数をつける必要性を感じないから
③点数を見る人の主観で良さが変わるから
ゲームサイト系はだいたいやってますし、そこらへんを渡り歩けば、だいたい点数は分かったりします。
ただ、最新作のゲームについては、レビュー数も少ないのでレビューした方の点数采配に委ねられます。
このときのレビュアーさんの点数の付け方次第で良し悪しが変わります。
また、実際に出ている点数を見た時、80点以上じゃないとやる気しない人もいれば、60点でも手を出してみようかなと思う人もいると思うので、
一概に点数をつけるべきじゃないかなと思っています。
大事なのは点数よりも「その点数をつけるに至った経緯」のほうが大事です。
なので感想には点数をつけません。
ゲーム面白かった順とかなら順位付けはしますけどね。
「なぜ買ったか」「何を期待しているか」「筆者の好みや得意なことは何か」などを明記する
ゲームの感想を見に来る人は、「同ゲームをプレイして感想を見たい人」と「同ゲームをプレイしていないが、興味があるのでどんなものか知りたい人」だと思っています。
私は自分がオモシロイと思ったゲームを色んな人にプレイしてもらいたいので、
基本的には後者の方に向けて書いています。
ですが、その感想を見て「面白そう!」と思ってプレイしても同じ感想に至るかどうかは、なかなか難しいと思います。
なぜなら、自分の好みと読者の好みは違いますし、得意なことも違うからです。
アクション好きのユーザが書いたシミュレーションゲームの感想を、
シミュレーション好きユーザが読んでも共感できない可能性が高いからです。
例えば、目まぐるしく変化するマップを乗り越えるアクションが得意なユーザが、
あるゲーム作品を「かんたんで面白い!」と評したとしても、
もう少しスローテンポな初心者向けアクションを求めて読みに来たシミュレーション好きユーザは、そのブログを読んでゲームをプレイしても、「難しい!辛い!」となってしまうのです。
雑に例えると、初心者向けバットをイチロー選手が、「初心者でもかんたんにヒットが打てるバットです」と言ってそのバットでヒット打ちながらCMして、自分でも打てると思って買っても全くヒットが打てず、「それイチローさんだからですやん」となるような感じです。
(意味をなさない例え)
これはどちらが悪いという話ではなく、必要な情報が足りていないだけだと思ってます。
なので感想を書く側は
「自分はこういうプレイヤーで」
「こういうゲームが好きで」
「今から感想を書くゲームはこれに期待して買いました」
「結果こういう理由で面白かったです」
とかければ、
読む側は
「筆者はこういうプレイヤーで」
「こういうゲームが好きで」
「これに期待して買って」
「感想は面白いということだが」
「プレイレベルが違うから私には難しすぎるな…」
と理解できると思います。
途中で感想を書くのは別に構わないが、なぜ投げるのかは明記すること
実際ゲームを買ったとして、それが自分には合わなかったり、ダレてしまったりすることは往々にしてあります。
ゲームは「娯楽品」だと思っているので、合わないものを延々続ける必要はないかなと思っています。(私の人生にとっては「必需品」です)
ただ、だからといって感想が「面白くなかった!クソゲー!」となってしまうと、
読み手にとっては「よくわからないがクソゲーらしい」という印象になってしまいます。
途中で飽きてやめてしまう感想を書くこと自体は問題ないですが、
「これに期待して買ったが」「こういう理由で齟齬があって」「面白くないので投げた」と書くのが良いと思います。
私の場合、飽きたら感想書く気力もなくなっちゃうので、あんまりブログに飽きた感想は書いてないですが…。
また、プレイの途中で感想を書くのも私は特に気にしません。
「今○章きたけどすごく面白い」とか、
ゲームをプレイして沸き起こった突発的な感情は書くべきかなと思います。
それはゲームの中でとてもキーとなるタイミングであることがわかりますし、プレイしていない側にも非常に気になる部分だと思うので。
ただ、そういうのはブログじゃなくてTwitterとかで済んでしまいそうですが…。
自分が好きじゃないところはダメな点ではない
基本的に私が好きじゃないなと思ったところは、だいたい「人による点」として書いています。
私が好きじゃないものは、必ずしも万人も好きじゃないとは限らないので。
ネガティブな部分というのは印象に残りやすいですから、こちらについては結構意識してオブラートに包んでいるつもりです。
直球でダメ!と言っても良いのですが、そのダメ!が独り歩きしてしまうほうが怖いです。
あと、ダメな点を指摘するまではともかくそこから作者批判に入っているレビューがたまにあるのですが、あれは個人的にはやめてほしいですね…読んでて辛くなる…。
なのでgoogleアプリのレビュー欄は見ません。
おしまい
レビューとか感想ってすごく難しいですよね。
私はゲームレビューブログは好きな方なので、気になるゲームは漁ってしまうタイプですが、著者の方のプレイヤータイプがどういうものなのかはわかりません。
「この人僕と好きなゲームが似てる!」っていう人がうまく見つけられればいいですけど…。
そういうレビューサイトができたら嬉しいなぁと思いますが、
そもそもそのためには好きなゲームやクリアしたゲームなどの個人の特徴量を入力しないといけないので、探す前にそもそもダルいんですよね…。
Steamのレビューは、プレイした時間と感想文が入るので、ある程度信頼性のあるレビューかどうかは判断できますが、
そのプレイヤー特性まではわからないので、そこまでわかるとありがたいですよね。
あとコンシューマやソシャゲ、PCゲーなどプラットフォームが分散しているのも解決できると良いですね。
Switchで○○をプレイしているユーザはPS4でこれをプレイしています!とか出来ると、もっとプレイ幅が広がると思うんですが…。
ゼノブレイドが面白かった時周りにゼノブレイドやってくれた知り合いはいませんでしたし、
FFXVも面白かったんですがネットじゃガッカリゲーとか言われて知り合いにも「ホストゲーなんだろあれwww」とか言われてますし、
正直、自分にとって面白いかどうかはプレイしてみないとわかりません。
とはいえ、やりたいと思えることが増えるように、もっと色んな人のゲームプレイの感想は読んでみたいですね。
もう少しいろいろ考えて、記事の内容をもっと楽しいものにしていければいいなと思います。