飽き性ゲーマーズブログ

ゲームのプレイ感想、レビューやゲームに関する雑記を書き込む不定期更新ブログ。このゲーム面白そうと思ってもらえるような記事を書いていきたいです。

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【プレイ感想/ゲーム紹介】ハイスピード×アクション×ローグライク×神(話)ゲーム!Hades!!

今回はハイスピードローグライクアクションの「Hades」のゲーム紹介兼プレイ感想になります。

 

作成した動画に合わせて、ブログにも文字起こしで記載します。

言葉尻とかは動画とは異なりますが、書いている内容は大体同じですので、

「文字で読みたいよー」って方はこちらをどうぞ。

 

 

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## ゲームシステム

本ゲームは一言でいうと、
高難度ローグライクアクションゲームです。
本ゲームはインディーゲームで賞を受賞するほど、昨今のインディーゲームの中でも結構有名且つ熱いゲームです。
日本語版が期待されていましたが、ついに6月にNintendo Switch版でリリースされることが決まりました。
PC版はβ版として一足早く日本語版がプレイできます。
このゲームは、プレイヤーが冥界の王子になって、入るたびに変わる冥界から脱出を図るゲームです。要するに家出ですね。
システムはクウォータービューのアクションとなっています。ディアブロ風味があって雰囲気が良いですね。
プレイヤーは、武器による攻撃、ダッシュ、魔弾を駆使して敵を倒していきます。
ダッシュは回避や距離を詰めるのに使い、魔弾は弾数がありますが、遠距離攻撃を行うことが出来ます。
武器は開始時に選択した武器を使用し、ダンジョンの途中でオリンポスの神々の恩恵を受けることにより、攻撃アクションに対して追加効果を付与する事ができます。
ザコ敵は、強いわけではありませんが、複数体で襲ってきます。
プレイヤーの体力もそれほど低くはないが、回復手段が乏しい(回復アイテムみたいなものがない)ため、被弾の影響が非常に高い。
「如何にダメージを喰らわずに敵を倒すか」「如何に相手に攻撃される前に倒すか」を考えながら攻略します。
バリバリのアクションなので、プレイヤーの経験とテクニックが反映されやすい(脳死ゲーではない)

ダンジョンで死ぬと冥界ハデスの居城に戻されます。
居城にはいろいろな神々と会話が出来たり、ダンジョンに特殊な部屋を追加できるようになったり、
プレイヤーの強化することができます。ここはローグライクゲームでよくある要素ですね。

本作のポイントはアクションに対しての強化を行ってビルドしていく点です。
このゲームは報酬として、オリンポスの神々からの恩恵という形で、アクションに対して強化が行われます。
神様によって強化内容が異なります。
基本的には、通常攻撃、特殊攻撃、ダッシュ、魔弾などの行動に追加効果が付与されたり、
ダメージを受けたタイミングなどの特定の条件下で自動で発動したり、
超必殺技的なものも使えるようになったりします。
この神からの恩恵は、フロアの攻略報酬としてもらえるので、たくさん集めたいところですね。
ちなみにフロアの報酬が何なのかは部屋に入る前のマークで判断できるので、
入り口が複数ある場合は参考にしましょう。

## 面白い点

個人的に面白かった点についておはなしします。
まず一点目は、「ダッシュを主軸にした、スピーディなアクション」です。
このゲームは戦闘がかなりハイスピードに展開される上、主人公の体力もそこまで高くないので、油断するとあっという間に死んでしまいます。この部分の感覚は、以前紹介したスカージブリンガーに似ていますね。
主人公のアクションに「ダッシュ」がありますが、このダッシュを用いて、敵の攻撃を回避しながら、相手にダメージを与えていくことが基本戦法になります。
武器のアクションも、通常攻撃と特殊攻撃にプラスして、ダッシュ中に通常攻撃を行うことでも特殊アクションが発動します。
このことからも基本的には「ダッシュ」を主体とした戦闘をしていくことになります。
ダッシュで回避しながら、敵に攻撃をあてていくことで、お手軽に俺ツエー感が演出できます。
神々の恩恵の中にも、ダッシュを行うことで追加効果を与えるもあるので、ダッシュでデバフを敵に与えながらボコボコにするというここでも「俺ツエー」感が得られる戦闘が出来ます。
ハイスピードなアクションが結構好きなのでこの部分は操作していて面白かったです。
2点目は「恒久的な能力強化による成長要素」です。
今までもいくつかローグライクアクションゲームを紹介してきていますが、このゲームも同様に、ゲームオーバーになったら、ホームに戻り、恒久的な能力強化を行うことが出来ます。
能力強化も、特定の条件下で発動する強力な効果ばかりで、死ぬたびに少しずつ成長を感じ取れるようになり、はじめはボスはおろか、少し強い雑魚にも苦戦していた主人公が、ボスと渡り合えるくらい強くなることを実感できるので、とても楽しいです。
ちなみにこのゲームは、ダンジョン中に武器を変更することはなく、なおかつ、新しい武器は、開放要素になっています。
他のゲームだとダンジョン中に武器を入れ替えたり、強化できたりしますが、本作はあくまでも主人公自身の強化と、一回の挑戦における、武器の追加効果の付与となっているので、かなりアクション要素に偏っていると言えますね。

 

## 人による点

人に寄る点についてお話します。
1つ目は、「アクション要素が高く高難度である」という点です。
今までのゲーム要素を並べると、ハイスピードアクション、ローグライク要素となっているので、ダンジョンの攻略難度は高いです。一撃でゲームオーバー、ということはないのですが、通常のフロアはザコ敵がワラワラと襲ってきますし、ボスはボスで一撃のダメージがデカかったり、弾幕を放ってきたりするので、応戦するのが非常に大変です。
ローグライクの特性上、戦って、死んでを繰り返しながら強化をしていきますが、じっくりじわじわと上へ登っていく感覚なので、脳死で攻略できるわけではありません。
ピリピリしたアクションの戦闘が楽しめる方にはオススメなのですが、この部分は人によりますね。
2つ目は「武器の拡張要素が少ない」という点です。
武器は開放要素となっており、少しずつ武器を開放していく形になりますが、ダンジョン中では新しい武器を入手したり、武器自体を強化したりといったことはありません。
過去にローグライクゲームの紹介をした際は、強い武器を入手して今持っている武器を入れ替えたり、武器自体の強化をダンジョン中に行うことが出来ました。
このゲームは攻撃アクションに対しての効果が付与されるため、武器の拡張要素は他のゲームと比べて少ないということが挙げられます。
ダンジョン攻略中にたくさんの武器の収集をする要素はないのでこの点はご注意ください。

 

 

## まとめ(オススメ対象ユーザ)

最後にまとめです。
本ゲームは一言でいうと「高難度ローグライクアクションゲーム」です。
プレイヤーは複数の攻撃とダッシュを駆使して、大量の雑魚とボスをなぎ倒して進んでいくゲームです。
ダッシュを用いたハイスピードなアクションが楽しいだけでなく
アクション要素を重視した育成要素も備えているところがとても面白いです。
ただ、アクション要素が強いがゆえにかなり難しいゲームで、
武器の種類はありますが、拡張要素は少ないため、武器の収集要素を期待している方にとっては合わないかもしれません。
高難度でスピーディなアクション、ローグライクあたりがどちらも好みな方はオススメです。
似たようなゲームで、スカージブリンガーがありますのでこちらも確認してみてください。


 

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