【ゲームプレイレビュー】ラピス・リ・アビスは求めていたハクスラゲーだったのか
年末に合わせて様々なゲームが発売されており、
正直全部やる暇なんざ無いのですが、
興味のあるものは時間とお金のある限り手を出していきたい所存です。
今回は「ラピス・リ・アビス」のゲームプレイレビューとなります。
本当はクリアしてからレビューしたかったんですが、
進めども進めども、終わる気配が無い…あれ、これまだ先ありそうだなってことで、
とりあえずレビューだけやっておきます。
購入前条件(プレイヤー(筆者)の特性)
・ハクスラゲー好き
・2Dアクション好き
・飽きっぽい
このゲーム、ぴったりなんですよ。情報が出てからすごく楽しみにしてました。
ディアブロⅢを楽しめた私にとって、日本産で、2Dアクションでハクスラゲーって言ったらもはや、
好きな物に好きな物付けた定食みたいなモノですね。
で、プレイしてどうだったかを書いていきます。
良かった点
・とにかく爽快感
このゲームは、フィーバー状態になると、「無敵」+「自分に有利なステータスUP」+「お金入手UP?」といいとこずくめの特性を持っています。
敵を攻撃しておたからをゲットするとフィーバーゲージがたまっていって、フィーバー状態になるのですが、
これが結構頻繁になるので、探索はしやすいです。
そして何より画面が派手なので、見ていて気持ちいいですね。
・アイテムが沢山手に入る
本当にたくさん。モノのインフレっていいですよね。あれにしようかこれにしようか考えながら、装備を設定したりするのは至福の時間です。
・職業ごとのキャラクターがカワイイ
かわいい。こういうタッチ好きです。メイドさんの料理出した時の笑顔が可愛い。
人による点
・アクションに癖がある
私は中々慣れるまでに時間がかかりました。例えばハンターだと、左向きで攻撃し始めると、攻撃動作中に右に向くことはできません。しかも右に向くためには、攻撃後少し操作不能時間があって、振り返り攻撃的なことができません。
アシストオーダーや、エクストラオーダーにもラグがあります。こういうのは通常攻撃や特技とのコンボをしたいところですが、なぜかそれぞれの攻撃の切り替えにはラグがあり、それを行うためには操作不能時間があります。長くはないですが、このゲーム、そういう「何もできない時間」があることが非常に命取りになります。
またキャラごとの攻撃手段も多種多様で良い点にも上げられそうなのですが、個人的に触っていて、ハンターが強すぎる(と感じる)ので、あんまりそれぞれのキャラクターが立っていない様に感じました。
・おたからチェインに引きずられる攻略
ダンジョンの探索結果によって得られる、報酬の宝箱を開けるための鍵「解呪の鍵」はおたからポイントによって、数が増減します。たぶん。
意外といいものが出てきやすい(気がする)ので、多く取得したいのですが、そのためには「ノーダメージ」を意識した立ち回りが要求されます。前述したアクションやダンジョンのギミックの関係上、大変です。突き詰めれば攻略は出来るかもしれませんが、なかなか。
上下左右の移動が強いられるのに敵は空から自由にやってくるんですから、事故もしょっちゅう置きますね。シールダーはパーティに必須かなぁ。
ノーダメージを強いるシステムなのに、アクションに回避要素が無いというのも結構痛い…。
・探索なのに急かされる
探索を推奨しているように見えるのですが、探索までの時間が短いです。
次のフロアに進むためには、次のフロアに移動できるワープ場所に行かなければいけませんが、最初は起動していません。
まずは、紫色のひし形オブジェクトを規定個数破壊していかなければなりません。それを壊したら、ワープ場所へ…と行きたいところなんですが、迷う迷う…
地図を持っても良く迷うような私みたいなプレイヤーはそこでたぶん相当イライラします。
そして規定時間を過ぎると、星のカービィ夢の泉デラックスで出てくるラスボスっぽい感じの倒せない敵が出てきて、最終的に死にます。私は迷って何度か死にました…。
居座り続けることに問題があるかと言われると、デンジャーランクが上がってレア報酬が手に入りやすくなる、という事があるのですが、だったら強制的に次フロアに飛ばせば良い訳で、何故わざわざこの仕様を盛り込んだのかが不明です。
一応ワープ場所が起動すると、ワープ場所を矢印で出してくれるんですけど、直線距離で矢印を示すので、現在地からどういうルートでワープ場所に行ってよいのか分からないんですよね…。
まとめ
私の求めていたハクスラトレハンゲーではありませんでした。
思っていたのと違ったので、少し残念ですが、こういうカジュアルなアクション物を出してくれるというだけでもありがたいです。普通に楽しい。
ディアブロみたいなものを期待していた層は自由度が高いわけではないので、おそらく不満が多いかと思います。
カジュアルにアクションやハクスラトレハンを楽しみたい層には受けがよさそう、といった感じでしょうか。
ただ、ルフランの時も思ったんですが、開発元のゲームデザインなのか、どうも作業感を強いるシステムになりがちな気がします。(単調な時間が多い。)
後は、カジュアルにしておきながら一部はかなりストイックな部分が混ざっていて、少し両極端な感じがします。
(敵は簡単に倒せるのに、探索はシビア、ハイリターンを目指すなら、超ハイリスクを背負わされる)
設定やキャラクターとかは、結構気になる感じなので、ついつい手を出していしまうというか…それが特色なのかもしれません。